「今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化される!」

 2014年、英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の研究発表が世界を驚愕させたことは記憶に新しいことだと思います。

「知識基盤社会」「多文化共生社会」「情報化社会」の本格化・高度化が進んだ現代社会になったいま、既存の知識や技能をそのまま使って解決できる問題は少なくなってきています。過去解に依拠した問題解決はもはやAIにその解決する量、スピード、正確さにおいて人間が勝つことはできません。

ではAIに代替されない人財とはどのようなコンピテンスを持っている人を指すのでしょうか。それはAIが最も不得意とする「創造性」と「課題発見力」に長けた人財だと言えます。

これらいわゆる「ソフトスキル」の育成には、個別性の高いサポートが必要となりますが、現状の教員はすでに過重労働の環境に置かれ、彼らにすべてを押し付けるわけにはいきません。そこで当社はこのような課題を解決すべく、「自動コーチングロボット」の開発に踏み切りました。

コーチングとは何か

そこで当社は生徒に可能な限り自己決定自己責任を促す自動コーチングロボットの開発に着手しました。現状は生徒の進路決定をサポートする対話と定期考査の成績を向上させるための対話を作成しておりますが、今後は部活や特別活動、人間関係等、絶対解のないテーマを扱う中で彼らの課題発見力と創造性を高めてまいります。ここで言うコーチングとは、70年代以降に概念化された近代コーチングを指し、いわゆる伝統的な「指示命令禁止」をベースとした教授法とは違ったベクトルを指しています。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、昨今スポーツ界で結果を出している指導者にはこのコーチングを採用している方が多いです。例えば青山学院大学の箱根駅伝3連覇の偉業を達成した原晋監督。彼はケガをした学生に対しても指示命令禁止を一方的にすることはなく下記のような質問をするそうです。

「治るまでにどのくらいかかるの?1週間、10日、1カ月?」
「治るまで1カ月かかる場合はいつまでに治すように努力するの?」
「一カ月かかるんだったら、その間にできる練習、A,B,Cがあるけど、どの方法でやってみたい?」
(出典:https://toyokeizai.net/articles/-/152435?page=2)

このように「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、相手に思考させるような質問を「拡大質問」といって、プロのコーチはクライアントの目標設定や達成支援をする手伝いをするときに多用します。

従来のチャットボットと何が違うのか

一見、このようなコーチングであっても、従来型の対話ロボットで簡単に作れそうな印象がありますが実はそれほど簡単なことではありません。従来型のボットの対話は答えのあるテーマを扱うもので、入力に対して出力の数が限定されるのでパターンマッチングの処理としてはそれほどむつかしいものではありません。(求める精度にもよりますが)

一方コーチングの場合は、拡大質問(前掲)が起点となっているため、ユーザによって回答は千差万別となり、その日の気分、目標と現状までの距離、その他さまざまな変数によって回答が変わるためパターン化が難しいのです。

投資家の方へ

ただ私たち大人が難しいからと言って手をこまねいていては、指示待ち人間の素直な子供たちはAIに代替されてしまいます。AIを使ってどんな課題を解決するのかを考えることのできる子どもたちを社会が育てる必要があります。

私はこれまで教育に特化したコーチングの研究・研修ブランド「学習コーチアカデミー」を2007年に立ち上げ、3万人以上の教育関係者にコーチング研修を提供し、数十名の教員と研究をしてまいりました。その成果をベースにコーチングシナリオを設計し、システムの開発に取り組んでおります。

すでに「進路支援」「定期考査成績向上」のシナリオを搭載したロボットのβ版は完成しておりますが、今後はUIやUXの充実に向け資金を必要としています。成長性の見込める自動コーチングロボットを開発する当社への出資にご関心のある方はお声がけください。

企業の方へ

現在は中高生に向けたシナリオ開発をしておりますが、このコーチングで行う「目標設定>現状把握>ギャップ要因の抽出>ギャップを埋める行動計画>振り返り」のコミュニケーションは、現在すでに営業、商品開発、経営戦略等のビジネスの領域から、ダイエットや恋愛、健康管理等のライフスタイルの領域まで広く活用されています。

しかしながら現状はプロのコーチの相場は40,000円(月3回のセッション)となっており、誰もが受けられるサービスとはなっておりません。一方で資格を持たない「自称コーチ」による粗悪なコーチングが広まっており、コーチングのクオリティにはバラツキがあります。また、コーチングはクライアントとコーチの相性によっても左右されるため、成果の再現性が担保されない点も課題として挙げられています。広島大学発ベンチャーの当社は本学の研究者と連携しながら、コーチングを学問レベルまで昇華させる努力をしてまいります。

当社の開発する自動コーチングロボットは、ロボットとクライアントの対話ログが蓄積されるため、統計処理をしながらチューニングを繰り返すことでロボットのコーチングスキルが向上し、安定してクライアントのパフォーマンスを引き出す事が可能となります。

当社の開発する自動コーチングロボットは人間のコーチとの契約料と比べ、10分の1以下の料金でご利用することが可能です。(企業に合わせたシナリオをカスタムメイドしますので、初期の開発コストは別途発生します)ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

※1年の計をテーマにしたデモ動画を挿入しておりますのでご覧ください。

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